みなさん、こんにちは!坂本明男です。お元気ですか?
今回も、私の考えるビジネス・ルール(その3)をご紹介します。
· 80―20ルール(eighty – twenty rule) ある集合を考えるときのルール。例えば、10種類の製品を販売している会社では2
種類の製品で80%の売上げを上げる販売ゲームをプランする。一般的に結果も同じで、
80―20ルールが適用できる場合が多い。例えば、20%の製品で80%の売上げを上
げる結果になる場合が多い統計結果。
· ABC分析(ABC analysis) これも集合を考えるときのルール。問題が100個あっても、最重要な三つの問題点を
解決すれば、90%の問題解決。
· 2割ルール(20% success rule) 新しいことにチャレンジするとき、チャレンジする前にいくら検討、いくら時間を使っ
ても成功の確率は2割、良くて3割でプランすること。
· 千三つ(Three one thousand rule) もしかしたら千に三つしか成功しない。プラン通りにいかなかったとしてもくじけない
こと。同じことの繰り返しではだめだが、新しいアイデアをこれでもか、これでもかと考
え出して、チャレンジすること。
· ホロン・マネージメント(Holon management) 成功したら、ステークホルダー(創業者、経営者、社員、パートナー、投資家など関連
の人達)の全員に対して貢献に応じたリワード(見返り)の《見えるか経営》。例えば、
ストックオプションはその一つ。経営はいつもホロン(全体と個)を考えて遂行すべき。
· ブルー・スカイ・ロー 法規制になくても、道徳に反することはしないこと。お天道様に顔向けできないことは
絶対にするな。ノートレランス。
· CEOベクトル(CEO vector) 会社も個人も新しいことにチャレンジする以上、一歩先は真っ暗闇。決定するまでは出
来るだけ多くの人が参加して、議論したほうが良い。ただし、CEO(社長)が決定した
ら、その決定を関係者全員が100%サポートして、成功させる努力をすること。会社の
コア(芯)はCEO(社長)である。
· Plan – Do – See – Feedback CEOベクトルでこのフィードバック・ループを回すこと。
· ワープ・スピード(warp speed) 決定も、フィードバック・ループもワープするごときのスピードで進めること。
いかがでしたでしょうか?いよいよ次回がこのシリーズの最終回になります。
是非お楽しみに!
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