Akio Sakamoto

2019年5月29日2 分

私のビジネス・ルール紹介(その1)

最終更新: 2019年8月12日

みなさん、こんにちは!坂本明男です。

今回は、私の考えるビジネス・ルールをシリーズでお伝えします。

· コアコンピテンシー(core competency)
 
 会社または個人の持つ一番の強み。例えばわが社は競合他社がいない統計学の専門家

 がいる。それならば、統計学を徹底的に活用するビジネスで勝負をすべきです。例え

 ば、個人であれば部屋をきれいにすることに関しては好きで誰にも負けたくない。会

 社であればコアコンピテンシーを知って、ビジネスゲームをプラン、実行すること。

 個人であれば、コアコンピテンシーが活用できる仕事をすること。

· アンフェア・アドバンテージ(unfair advantage)
 
 他社もしくは他人から観て、不公平な長所。例えば、トヨタ自動車の息子。会社でも

  個人でもアンフェア・アドバンテージを見つけてビジネスをすること。

· リージョナル・アドバンテージ(regional advantage)
 
 世界が認める地の利。例えば化粧品ならフランスのパリ。化粧品のビジネスをするとき、

 資金、開発・製造は日本でも、本社はリージョナル・アドバンテージのあるパリに構え

 ること。同じ化粧品でもマーケティングの費用が少なく、高額で売れる。

· 10X製品(ten X product)
 
 従来の製品より10倍の性能とか、10分の1の価格の製品。革新的な製品でなく、改

 良製品なら10Xが必要。10X以上でなければ資金の無駄使い。

· ペインーソルーションーベネフィット(Pain – Solution – Benefit)
 
製品でも、サービスでも、お客のどんなペイン(痛み)をどのように解決(ソルーシ

 ョン)するか、そしてペインをなくすのみならず、その他にどんな利得をお客様に与え

 ることができるか、常に明確でなければならない。ペインは致命的なペインなら売り易

 い。我慢できるペインならセールスのコストが高くなる。

· ロー・ハンギング・フルーツ(low hanging fruit)
 
リンゴなどの木の実で一番下になっていて取り易い実をロー・ハンギング・フルーツと

 呼ぶ。ビジネスはロー・ハンギング・フルーツから始めよが鉄則。

· レベレージング(Leveraging)
 
利用できる梃子は何か、出来るだけ多くのレベレージを探し出して、活用せよ。

つづきは、次回のお楽しみに!

ありがとうございました。

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